好調浦和競馬に知事初トレセン視察

 県浦和競馬組合の管理者を務める上田清司知事は14日、知事就任後初めて、浦和競馬のレースに出場する馬を飼育するさいたま市緑区の野田トレーニングセンターを視察した。

 野田トレーニングセンターは浦和競馬場から北東へ約5キロの所にあり、東京ドーム約3個分13・3ヘクタールの敷地には、馬435頭と調教師や騎手ら207人が住んでいる。

 上田知事は約40分にわたり、長靴を履いて厩(きゅう)舎や練習馬場などを見学。馬を間近で眺めたり、なでたりした。

 視察に同行した県馬主会の竹之内康一会長や県調教師会の野口孝会長ら約20人と意見も交わした。竹之内会長は「トレーニング場がきれいに整備されたおかげで、強い馬が多く集まるようになった」とセンターの体質改善をアピール。知事は「浦和競馬発展のため、良い循環をさらにつくっていきたい」と述べた。

好調浦和競馬に知事初トレセン視察

ツイッターの声