スパーキングレディーカップ|サンビスタ敗北


 【スパーキングレディーカップ】女王サンビスタ倒した!トロワボヌールV

 グランダムジャパン(GDJ)2015 古馬シーズンの開幕戦、第19回 ホクトベガメモリアル スパーキングレディーカップ(GDJ2015、交流GIII、サラ3歳以上、牝馬、選定馬、別定、ダート1600メートル、12頭立て、1着賞金=2500万円)が7月1日(水)の川崎競馬11Rで行われ、2番人気で戸崎圭太騎手騎乗のトロワボヌール(美浦・畠山吉宏厩舎)が3番手追走から内ラチ沿いを伸びて、逃げた昨年の勝ち馬サウンドガガをゴール手前でとらえてV。タイムは1分40秒8(重)。単勝1.4倍と断然の人気を集めたサンビスタは直線伸びを欠き3着に敗れた。

 トロワボヌールを交流GIII勝ちに導いた戸崎圭太騎手は「折り合い重視で運んで、いい形で直線を迎えられた。サンビスタに初めて勝ててうれしい」と語った。

 1馬身半差の2着にサウンドガガ(3番人気)。さらに3馬身差の3着に交流重賞4勝で58キロを背負ったサンビスタ(1番人気)。JRAのGI3勝馬で今回が初ダートとなったメイショウマンボ(4番人気)は中団からレースを進めたが、見せ場なく6着に敗れている。

 なお、トーセンベニザクラ(浦和)に騎乗予定だった吉原寛人騎手は負傷のため東川公則騎手に変更となった。

 スパーキングレディーカップの勝ち馬トロワボヌールは、父バゴ、母チューニー、母の父サンデーサイレンスという血統。鹿毛の牝5歳。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、村野康司氏の所有馬。通算成績は21戦7勝(うち地方6戦2勝)。重賞は2014年交流GIIIクイーン賞に次いで2勝目。畠山吉宏調教師は04年(グラップユアハート)に次いでスパーキングレディーC2勝目、戸崎圭太騎手は08年(トーセンジョウオー)に次いで2勝目。

※グランダムジャパン(GDJ)とは…牝馬競走の振興と牝馬の入厩促進を図る目的で2010年に創設。全国各地で行われる牝馬重賞を世代別に体系づけ、競走成績によりポイントを付与。2歳、3歳、古馬の世代別ポイント獲得上位馬にボーナス賞金が授与される。古馬シーズンは今回のスパーキングレディーCからスタートし、10月1日の交流GIIレディスプレリュード(大井、ダート1800メートル)まで計8戦で行われる。

 
スパーキングレディーカップ-動画
 

1着 トロワボヌール 戸崎圭太

2着 サウンドガガ 武豊

3着 サンビスタ 岩田康誠

 

 

 

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