27日の大井競馬12Rで、1レースの配当としては地方競馬史上最高となる3連単2669万3120円の夢配当が飛び出した。 午後8時50分発走の最終レース。
その名も「ロマンティックナイト賞」。フルゲート16頭立てで、
単勝14番人気プラチナバディ、同15番人気メジャーメアリー、同9番人気グットドディユが1、2、3着となった。メイン11Rの重賞競走も終了し、既に競馬場を後にしたファンもいたものの、場内モニターに3連単(8)(16)(4)2669万3120円が映し出されると、一斉にどよめきが起こった。3連単3360通り中、3218番人気。発売された73万6362票中、的中したのはわずか2票だった。
10年4月6日の大井7Rで記録された3連単2488万720円を7年ぶりに塗り替えるビッグな配当。この大波乱を“演出”した吉原(1着馬)、達城(2着馬)、滝川(3着馬)の各騎手もレース後、「えっ~!最高配当なんですか!?」とそろって驚きの表情を浮かべたほどだ。
中央競馬を含めても3連単配当としては国内競馬3番目の高配当。ボート、競輪、オートを含めた公営競技では3連単の史上最高配当となる。
なお、指定された3レースの1、2着を当てる地方競馬の重勝式馬券「トリプル馬単」では16年6月24日の船橋競馬で、9091万5440円(1口あたりの最低発売額50円に対する配当)が最高額となっている。
兵庫チャンピオンシップ予想|2016年
兵庫県の園田競馬ゴールデンウイークシリーズは3日から再開し、5日まで行われる。
このPRのため、兵庫県競馬組合の寺内三夫事務局長ら関係者が2日、竹之上次男アナウンサー、オリジナルユニット・SKNフラッシュ8とともに大阪市のデイリースポーツを訪れた。 シリーズの中心となるのが4日の「兵庫チャンピオンシップ・Jpn2」。竹之上アナは「ヒヤシンスS組が強い。このレースでUAEダービー馬ラニに勝っているゴールドドリームが中心です」と、無敗の3連勝馬を本命に挙げた。 メンバー4人を一新したSKNは5日にお披露目トークショーと握手会を行う。
リーダーの佐藤夢さんは「子供たちのファンが増えてきてうれしい限り。イベントもたくさんあるので来てください」と来場を呼びかけた。 子供の日はちっちゃいおっさんととっくりんが爆笑トークショーを繰り広げる。GWの期間は参加無料の縁日があるので、家族連れで楽しめそうだ。
5月4日(祝・水)に園田競馬場で行われる、第17回兵庫チャンピオンシップ(GII・3歳・ダ1870m・1着賞金2800万円)の枠順が1日確定した。
デビューから無傷の3連勝中のゴールドドリーム(牡3、栗東・平田修厩舎)は5枠6番に入った。発走は15時55分。枠順は以下の通り。
( )内は性齢、騎手、調教師
1-1 レガーロ(牡3、M.デムーロ、栗東・大久保龍志)
2-2 タケマルビクター(牡3、田中学、兵庫・長倉功)
3-3 モズバンブルビー(セ3、笹田知宏、兵庫・新子雅司)
4-4 グランセブルス(牡3、松若風馬、栗東・森秀行)
5-5 イーストオブザサン(牡3、岩田康誠、栗東・浅見秀一)
5-6 ゴールドドリーム(牡3、川田将雅、栗東・平田修)
6-7 アサクサセーラ(牡3、木村健、兵庫・保利良次)
6-8 ケイティブレイブ(牡3、川原正一、栗東・目野哲也)
7-9 サプールコンゴ(牡3、下原理、高知・雑賀正光)
7-10 エイシンニシパ(牡3、吉村智洋、兵庫・橋本忠男)
8-11 イツモシアワセ(牝3、畑中信司、高知・別府真司)
8-12 リックカグラ(牡3、吉井友彦、笠松・森山英雄)
※出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。
20日(水)には南関東牡馬クラシック一冠目・羽田盃(大井・1800m)、21日(木)には南関東牝馬クラシック二冠目・東京プリンセス賞(大井・1800m)が行われるクラシックウィーク。
4月18日(月)第6レースには、白毛馬サラ系ダイヤビジュー(牝馬、大井・米田厩舎)が移籍初戦を迎える。父はディープスカイ、母が白毛のサラ系ハクホウリリー、母父は白毛のサラ系ハクホウクン、日本初の白毛馬としても話題になったハクタイユーの血も流れている。非常に美しい真っ白な馬体の持ち主だ。
昨年のTCKリーディングに輝き、TCKイケメンジョッキーの代表格・矢野貴之騎手がエスコートをし、初勝利を目指す。
4月22日(金)1レースには今年最初の新馬戦が組まれていて、TCKでは2歳馬たちがデビューする。来年のクラシック候補生探しが早くもスタート。
中央でもお馴染みの『ネコ』を冠とした馬たちは、TCKでも増殖中。タイムパラドックス産駒のネコスキー(大井・寺田厩舎)が登録していて、普段の佇まいからも大物感を漂わせている。どんな走りをするのか楽しみだ。
11レースに登録のあるサチノシェーバー(船橋・矢野厩舎)。今ではめっきり少なくなった熊本県の荒尾競馬場(2011年12月に廃止)からデビューした馬だ。現在は船橋の一員となり、過去には南関東の重賞レースにも挑戦。8歳になり、最近は勝ち星から遠ざかっているが、きっかけをつかみたい。
コンビを組むのは、同じ荒尾競馬所属だった熊本県出身の西村栄喜騎手(船橋所属)。荒尾魂コンビが地元に元気を届ける!(文:高橋華代子)
競馬界のトップがついに動いた。13日の船橋競馬に出走する、社台ファーム代表・吉田照哉氏(68)の所有馬に、藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本厩舎=が騎乗することが11日、正式に決まった。藤田が吉田代表の馬に騎乗するのは初めて。
【写真】JRA初勝利に喜ぶ藤田菜七子
馬は1R・3歳五(ダート1200メートル、9頭立て)に出走するエレガントルージュ(牝3歳、船橋・川島正一厩舎)。2走前に勝ち馬から0秒1差の2着に逃げ粘ったゼンノロブロイ産駒だ。
照哉氏は菜七子について「一人だけ下手っぴ、という感じはしない。かなりの頑張り屋さんだと聞いているし、実際にレースを見ていてもそう感じる。馬への当たりも女性ならでは。何よりも人気があるね」と高く評価。菜七子は3月24日の浦和競馬3Rで、社台ファーム生産馬アスキーコードでデビュー初勝利を挙げている。
なお13日は、白毛にぶち柄のアイドルホース・ブチコと対戦する交流重賞・マリーンC(ダート1600メートル)のブラックバカラ(牝5歳、高知・雑賀正光厩舎)など、計5頭の騎乗が決定した。菜七子は10日の福島競馬9R(サニーデイズ)で、デビュー51戦目(地方を除く)にして待望のJRA初勝利を挙げている。
【船橋での騎乗馬】1Rエレガントルージュ、5Rエメラルウルトラ、6Rルリアンソリデ、10Rハナリュウセイ、11Rブラックバカラ
4月6日(水)に大井競馬場で行われる、第27回東京スプリント(GIII・4歳上・ダ1200m・1着賞金2700万円)の出走予定馬が発表されている。枠順確定は4月3日(日)。主な出走予定馬は以下のとおり。
ダノンレジェンド(牡6、栗東・村山明厩舎)は今年初戦の黒船賞を危なげなく完勝。昨年のJBCスプリントではコーリンベリーに逃げ切られ2着に敗れたが、ここで雪辱しての本レース連覇が期待される。
コーリンベリー(牝5、美浦・小野次郎厩舎)は昨年のJBCスプリントでGI初制覇を果たした。その後はチャンピオンズCで13着、フェブラリーSで15着と大敗しているが、1200mのここなら話は違う。巻き返しは必至だろう。
サトノタイガー(牡8、浦和・小久保智厩舎)は2014年のJBCスプリントで2着と好走し、昨年の同レースでも地方馬最先着となる6着に入った。今回も相手は強いが、好走を期待したい。
---出走予定馬---
■JRA所属馬(出走枠5頭)
グレープブランデー(牡8、栗東・安田隆行厩舎)
コーリンベリー(牝5、美浦・小野次郎厩舎)
ダノンレジェンド(牡6、栗東・村山明厩舎)
ブルドッグボス(牡4、栗東・西浦勝一厩舎)
レーザーバレット(牡8、美浦・萩原清厩舎)
■南関東地区所属馬(出走枠8頭)
コウギョウダグラス(牡9、大井・松浦裕之厩舎)
ゴーディー(牡8、大井・赤嶺本浩厩舎)
サトノタイガー(牡8、浦和・小久保智厩舎)
サトノデートナ(牡8、船橋・川島正一厩舎)
セイントメモリー(牡9、大井・月岡健二厩舎)
トーセンアレス(牡9、浦和・小久保智厩舎)
ファイヤープリンス(牡5、浦和・小久保智厩舎)
ルックスザットキル(牡4、大井・米田英世厩舎)
補欠馬(補欠順位順)
キモンアヴァロン(牡7、大井・荒山勝徳厩舎)
メジャーアスリート(牡7、浦和・柘榴浩樹厩舎)
■地方他地区所属馬(出走枠3頭)
スクワドロン(牡6、高知・雑賀正光厩舎)
タッチデュール(牝7、笠松・山中輝久厩舎)
ビナスイート(牝7、兵庫・新子雅司厩舎)
補欠馬(補欠順位順)
メイショウパーシー(牡7、高知・打越勇児厩舎)
※3月31日時点
地方競馬全国協会(NAR)は22日、ダービーウイーク2016の実施概要を発表した。今年は5月29日~6月16日までの日程で6つのダービーが行われる。
▽5月29日 九州ダービー栄城賞(佐賀)▽5月31日 北海優駿(門別)▽6月6日 岩手ダービーダイヤモンドカップ(盛岡)▽6月7日 東海ダービー(名古屋)▽6月8日 東京ダービー(大井)▽6月16日 兵庫ダービー(園田)
2015年のダービーウイーク
2015年5月31日(日) 佐賀競馬場
九州ダービー栄城賞-佐賀2000m
「デイリースポーツ杯ニューイヤーカップ・S3」(7日、浦和)
3番人気のモリデンルンバがゴール前強襲で重賞初制覇。2着は直線抜け出しを図った2番人気のタービランス、3着には中団から伸びた8番人気のジャーニーマンが入った。1番人気で逃げたアンサンブルライフは、最後に粘りを欠いて4着に沈んだ。なお、上位2頭には「京浜盃・S2」(3月16日・大井)の優先出走権が与えられた。
ホッカイドウから南関東に転入3戦目で、モリデンルンバが重賞初制覇を成し遂げた。管理する坂本昇師は「よく届いてくれた。メンバーがそろった中で勝てたのが大きい」と愛馬の勝利に目を細めた。4角4番手から直線に入ると、一気に外を伸びて差し切った。
レース前半は先行勢を少し離れた位置から追走。「ゲートの中でキョロキョロしてワンテンポ遅れてしまい、位置取りが後ろになって少し焦りました」と矢野貴。それも取り越し苦労でしかなった。「流れてくれていたし、直線外へ出したらはじけてくれました」と結果的に展開がモリデンルンバに味方した。
今後について、坂本昇師は「東京ダービーを最終目標とするが、それまではまだ白紙」と説明。それでも、この勝利でクラシックの有力候補に数えられるのは確実だ。
2015年のJRA賞年度代表馬はモーリス、リーディングジョッキーは戸崎圭太だった。
彼らとは別に、日本にはもう一頭の年度代表馬と、もうひとりのリーディングジョッキー、リーディングトレーナーなどのタイトルホルダーがいる。大井や川崎、船橋、名古屋、園田など、地方競馬で活躍した馬やホースマンである。
そうした人馬を表彰する「NARグランプリ2015」が、2月4日(木)、都内のホテルで行われた。
年度代表馬に選出されたのは、JRA勢が相手となった川崎記念で4着、かしわ記念と帝王賞で3着と健闘し、浦和記念を勝つなどしたハッピースプリント(牡5歳、父アッミラーレ、大井・森下淳平厩舎)だった。年間を通じて高いレベルで活躍したことが評価され、2歳時につづく2回目の受賞となった。4歳以上最優秀牡馬のタイトルも同時に受賞した。
2歳だった'13年は北海道・門別の厩舎に所属していたが、3歳になると南関東のクラシックを戦うため森下厩舎に移籍。南関東の皐月賞にあたる羽田盃、日本ダービーに相当する東京ダービーを勝って南関東二冠馬となるも、三冠のかかったジャパンダートダービーではJRAのカゼノコの強襲に遭い、鼻差の2着に惜敗。年度代表馬の座こそ、大井記念、浦和記念などを勝ったサミットストーンに譲るも、3歳最優秀牡馬のタイトルを獲得した。大人びている、というハッピースプリントの強み。このハッピースプリントのよさについて、森下調教師はこう語る。
「うちの厩舎に来た3歳の早い時期から精神的に成熟していました。もともと大人びていたところが、この馬の強みのひとつだと思います。利口で、人間の指示に従順で、頭のいい馬です。また、年齢を重ねて体質的にも強くなり、レースを使ったあとの反動が少なくなってきたように感じます」
主戦騎手の宮崎光行は、「レースに行ってもおっとりしていて、多少気合いをつけても掛からない。もっと前向きな姿勢で走るようになってくれると、よりいいですね」と話している。
東京大賞典でG1初制覇を飾ったサウンドトゥルー(?6歳、美浦・高木登厩舎)が、27日の川崎記念(川崎)で2つ目のビッグタイトル獲得を狙う。高木登調教師は「状態はいいです。今回も仕掛けどころが鍵になりますね」と期待を寄せた。レース後はひと息入れて、かしわ記念(5月5日・船橋)から帝王賞(6月29日・大井)へ向かうプランが描かれている。(刀根善郎)
ホッコータルマエに圧勝しています。
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