東京大賞典【2014年】動画と結果

◆第60回東京大賞典・G1(29日・大井競馬場、ダート2000メートル)

 第60回東京大賞典・交流G1は29日、大井競馬場のダート2000メートルを舞台に行われた。レースは昨年の覇者で1番人気のホッコータルマエ(幸)が直線楽々抜け出して連覇を達成した。2着は逃げたコパノリッキー、3着は船橋のサミットストーンが入った。米国から参戦したソイフェットは16着に終わった。

 ゴールの向こうに、再び世界がはっきりと見えてきた。最後の直線に向いてホッコータルマエは先頭に立つと、粘るコパノリッキーとの差をグングン広げていく。何と4馬身。昨年に続く連覇を圧勝劇で飾った。「強かったですね。またひとつ上に行けた感じです」と幸。西浦調教師も「ホッとしています。最高のレースだったと思う」と喜びをかみしめた。

 好スタートを切ったが、コパノリッキーを先に行かせて2番手をキープ。「逃げることも考えたけど、コパノリッキーがいいスタートを切ったので見ながら行きました」と幸。3、4コーナーで余裕たっぷりに並びかけ、最後は独壇場となった。「手応えは抜群。直線に向いた時に勝てるな、と思いました。ちょっと先頭に立つのが早かったですけどね」と会心の表情だ。

 前走のチャンピオンズCで待望のJRA・G1初制覇。その後は回復が早く、思い通りの調教をこなして臨んだ。「レースへ前向きで、馬が走ることを楽しみにしていた。それが良かった。それに秋に入ってから、それまでより成長しました」とトレーナーは目を細めた。

 これでG1は、中央、交流戦を合わせて7勝。「すごい馬です」と主戦は言う。最多勝はヴァーミリアンの9勝だが、「超えられるだけの馬。目標にしたい」。次走に予定している川崎記念(1月28日、川崎)は、王手をかける一戦となる。

 そして、最大の目標に掲げるのはドバイ。今年はワールドCに出走して16着の大敗。「たたきのめされましたからね。このままでは終われない。どこまで通用するか試してみたい」とトレーナー。そして、こうも付け加えた。「まだ成長過程。もっともっと力をつけてくれるかなと思う」。さらにパワーアップさせ、世界の強豪に立ち向かう。(春木 宏夫)

 ◆ホッコータルマエ 牡5歳の鹿毛。父キングカメハメハ、母マダムチェロキー(父チェロキーラン)。戦績28戦14勝(うち地方11戦8勝、海外1戦0勝)。総収得賞金8億545万6000円。G1勝利・13年かしわ記念、帝王賞、JBCクラシック、東京大賞典、14年川崎記念、チャンピオンズC。ほかに重賞4勝。生産者・北海道浦河町の市川フアーム。馬主・矢部道晃氏。栗東・西浦勝一厩舎所属。

 
2014年-東京大賞典動画
 
1着 ホッコータルマエ 幸英明
2着 コパノリチャード 田辺裕信
3着 サミットストーン 石崎駿
 
 
 
やっぱり強かったですね、ホッコータルマエ
来年はドバイでリベンジしてほしいですね。