セレクトセール2014年|金子13000万
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「プロキオンS」(13日、中京)
昨年の覇者アドマイヤロイヤルが狙いを定めてきた。5月のかしわ記念で始動して、春シーズンは3戦目だ。9日の追い切りは北沢を背に栗東坂路。鞍上の合図に素早く反応して末脚を伸ばした。時計は4F51秒1‐37秒1‐12秒5をマークした。
引き揚げて来た北沢は「状態はかなりいいと思うよ。1年前と比較しても同じくらいの出来にあると思う」と上機嫌だ。見届けた橋田師も満足げ。「いい具合に仕上がったね。ここを目標に据えて順調に来た。ゆったりしたコースは合っているから、結果を出してほしい」。長い直線を味方に連覇を狙う。
ツイッターの声
今週のプロキオンSは、この馬を軸に3連複。 #ノーザンリバー #アドマイヤロイヤル #キョウエイアシュラ #キョウワダッフィー #コーリンベリー #サクラレグナム #サマリーズ #ベストウォーリア #ワイドバッハ http://t.co/eXv6fDh2kz
— 火星移住計画 (@movetothemars)2014年7月10日 16:03:14
◆第16回ジャパンダートダービー・交流G1(9日・ダート2000メートル、大井競馬場、やや重)
3歳のダート王を決める、第16回ジャパンダートダービー(9日、大井2000メートル)は、単勝2番人気のJRA馬カゼノコ(秋山)が、ゴール前で、大井のハッピースプリントを鼻差差し切り、重賞初勝利を交流GIで飾った。01年トーシンブリザード(船橋)以来となる13年ぶりの“南関東3冠”がかかっていた1番人気のハッピースプリントは2着、3着はフィールザスマートだった。
ゴール前の大接戦。わずかに鼻差だけ前に出たのは、カゼノコだった。3番手の好位で運んでいたハッピースプリントが直線でノースショアビーチをかわし先頭へ。3冠達成かと思われた瞬間、外からカゼノコが馬名のごとく、疾風のように1頭だけ違う脚で突き抜け、差し切り勝ちを決めた。
ずぶぬれになった髪をかき分け、秋山は晴れやかな笑顔を浮かべた。「わずかな差だったので勝てて良かった。3コーナー手前から仕掛けて反応が良かったし、直線でもいい脚を使ってくれると信じていた」
中央勢の意地を見せつけた。断トツの1番人気に推されたのは、羽田盃、東京ダービーを制したハッピースプリント。カゼノコはスタート直後にゴチャつき、予定より後方からの競馬を余儀なくされた。「(ハッピースプリントは)見えないところにいたので、気にしなかった」と秋山。ライバルを過剰に意識することなく、偉業を阻止した。
開業7年目の野中調教師にとって、うれしい初のG1タイトル。昨年、2番人気のエーシンゴールドを送り出し、クリソライトの2着に敗れたリベンジを果たした。「2年連続でチャンスのある馬を出走させられて光栄です」と喜びをかみしめた。
デビューから5戦は芝で未勝利。だが、ダートに投入されると、【3110】と一気に能力が開花した。「何か月の間にトントンと成長してくれたので、とりあえずゆっくりさせたい。馬の状態を見て、今後はゆっくり考えたい」とトレーナー。3歳ダート王の今後から目が離せない。(石野 静香)
◆カゼノコ 牡3歳の鹿毛。父アグネスデジタル、母タフネススター(父ラグビーボール)。戦績12戦4勝(うち地方1戦1勝)。総収得賞金8236万6000円。重賞初勝利。生産者・北海道新ひだか町の田中裕之氏。馬主・ヌデ嶋孝司氏。栗東・野中賢二厩舎所属。
【JDD・PHOTO】ジャパンダートダービー表彰式 http://t.co/Cu9Aer8448 #競馬 #JDD2014 本日のプレゼンター・MAXの方々、うまたせ!&ウマタセーヌと記念撮影です。 http://t.co/UY7lqrk2Vr
— 競馬ラボ (@keibalab)2014年7月9日 13:14:42
【JDD出走馬!】明日のジャパンダートダービー全出走馬のイラストを「らんさん」から提供していただきました!どのお馬さんもキュートですよね♡ #JDD2014 #tck2014 http://t.co/WF5jYHpgmC
— 東京シティ競馬(TCK) (@tck_keiba)2014年7月8日 7:49:42
ちなみに、今年のカゼノコの勝ちタイム2分3秒9は、不良馬場で行われた2007年のフリオーソ(2分2秒9)に続く、ジャパンダートダービー史上2位の記録。三冠は成らなかったけど、ハッピースプリントにはぜひ地方馬悲願のJBCクラシック初制覇を狙ってほしいところ。 #JDD2014
— ラジオNIKKEI大阪(第2放送) (@keiba_ana_west)2014年7月9日 11:56:40